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本日はお忙しい中、ありがとうございます。まずは時任先生のこれまでの歩みについてお伺いします。
1978年に茨城県日立市で生まれ育ちました。大学から都内に出まして、在学中に司法書士試験の勉強を始め、26歳で合格・登録しました。
ええ、いろいろなサークルに入ったり、友達と遊んだりしていました。一つでも単位を落とすと卒業できないという時期もありましたね笑。
司法書士を目指したきっかけは何かあったのでしょうか?
大学3年の頃は皆が就職活動をしていましたが、普通に就職するのが嫌で。司法書士だったらイケるかなと思って目指したのですが、実際は大変でした!苦笑
知人の紹介もあり、茨城県の県南エリアの司法書士事務所で働かせていただくことになりました。同年代の仲間が多くいたので、皆で協力しながら切磋琢磨していきました。その結果、19年在籍させていただきましたね。
独立されたのは2023年10月頃でしたよね?最初から複数人体制でスタートされたそうですが、司法書士は通常お一人で始められる方が多い中で、思い切った決断だったと思います。
そうですね、深く考えずに「やるなら3人でやらないと回らないだろう」という前提で動きました。スピード感をもって判断できたのが良かったとは思いますが、実際、蓋を開けてみたら仕事が全然なくて、、、最初の1年ちょっとはとても苦しかったです苦笑。
具体的にどんなところが苦しかったのでしょうか?また、乗り越えられた要因は何でしょう?
以前は登記だけをやっていましたが、今は相続に関するものは全てを請け負っています。不動産の登記に限らず、売却などの処分、預金の解約。そして、相続人同士の意見の集約や、微妙な関係の相続人への伝言・調整(非弁行為にならない範囲で)まで全てです。何も分からないから全てやってほしい、というニーズが増えています。
一般的に司法書士さんの相続サポートは「相続登記」だけであることが多いですよね。相続登記以外の売却、解約、相続人の調整は、とても時間や手間のかかるサポートだと思います。それでも、やられる理由はどんなところにあるのでしょうか?
平日はお勤めされているお客さまは手続きにかけられるお時間も無いでしょうし、お客さまが高齢の場合には手続自体が困難な場合もありますよね。お客さまのご不安に正面から向き合われていて、依頼したいお客さまが増えているのも納得です。家族信託も力をいれていらっしゃいますよね?
はい、家族信託もご相談が増えています。家族信託は、ご家族の認知症対策に貢献できるケースが多くあります。例えば、親が実家に住んでいて、認知症が進み判断能力が低下してしまうと、不動産が凍結して動かせなくなってしまいます。凍結してしまうと、不動産は売却できませんし、親が施設に入居する際の費用や治療費も、場合によってはご家族が負担しなければならなくなってしまいます。
あらかじめ家族信託をしておけば、仮に親が認知症になっても管理権を子が持ち、親の代わりに不動産を売却したり賃貸に出したりすることが可能になります。
家族信託は、その名の通り家族内で完結し、第三者の介入もありません。初期費用はかかりますが、その後のランニングコストは抑えられます。ご家族の選択肢を増やすためにも、家族信託はより多くの方に知っていただきたい制度の一つだと思っています。
そうなんです。また、生前・相続税・遺留分といった専門的な対策に加え、推定相続人間の調整にも力を入れたいと思っています。例えば、「うちの父親が何を考えているか分からない」「息子はどう思っているのか分からない」といった、家族内のセンシティブな課題を丁寧に聞き取り、家族会議の場を設けるなどして、最善の方法を見つけられるようにサポートしていきたいと考えています。
推定相続人の調整はニーズがあると思います。子から親に「財産どうするの?」とはなかなか聞きにくいですからね。そこを、時任さんがサポートすることで、親子間で開示しやすい状況や環境をサポートしていくということですね。
そうですね。「将来の不安」を相談したいというニーズをどうキャッチアップするかが重要になっていきます。
ご自身の事務所の理念や、目指す姿について聞かせていただけますか?
「みんながハッピーな事務所」にしたいです。私自身、遅くまで働くのは嫌いなので、適度に帰れて、適度に給料がもらえて、仕事も人生も楽しめるような。自分もそうですし、働いてくれるスタッフの人生も豊かにしていきたいです。そして、仕事のやりがいとしては、やはりお客様に「本当に時任さんのおかげで助かりました」と感謝されることにつきますね。
ちなみに、最近事務所を古民家に移転されました。これはなにか想いがあるのでしょうか?
お客様のご縁からの移転というのも時任先生らしくて素敵です。今後は古民家をどう活用していくのでしょうか?
古民家を購入後、偶然にもファッション企業ビームス(BEAMS)でディレクターをやられている南馬越さんと出会う機会がありまして、一緒にこの風情ある古民家を人が集まる場所に再生していこうということになりました。
BEAMSの方が!
はい。あの、サウナの聖地と呼ばれる「スパメッツァ」を立ち上げたような、流行を仕掛ける側の方です。ただいま、この古民家が持つ風情や背景を活かした企画が進んでいます。まだ企画段階なので発表はできないのですが、とてもユニークな企画を考えています、、、ぜひ期待して待っていてください!!!
司法書士の枠を超えてきていますね。しかし、これも独立したから経験できることですよね。
ええ、まさしく。この古民家を通じて地域にも貢献できるといいなと思っています。
ここまで独立や事業、お客様への想いを話していただきました。ありがとうございます。弊社FLOW会計事務所を知っていただいたきっかけは何かあったのでしょうか?
はい、独立する2023年8月頃にネットで調べて、代表の佐藤さんに会いに行ったのが最初のコンタクトでしたね。FLOWさんのウェブが素晴らしくて、誰に作ってもらっているのかも気になっていました笑。
とても助かっています。まず、会計記帳や税務に関する書類作成をお願いすることで自分の時間が捻出できています。あと、税務に関する相談や将来に向けての相談もさせてもらっていますし、先程のウェブもそうですけど、FLOWさんから紹介してもらったりして、横のつながりを広げる部分でも一役買ってくださっています。
ありがたいお言葉嬉しいです。最後に「ご相談しようか悩まれている方」「司法書士を目指している方」へメッセージをいただけますか?
相談を悩まれている方へのメッセージですが「相談は早い方が良い」です。まだ大丈夫だろうと思っている間に、取れる対策がどんどん限られてきてしまいます。少しでも不安に思ったら、すぐに相談していただければと思います。司法書士を目指している方へのメッセージについては、司法書士試験はなかなか厳しい試験です。合格したとしても、すぐに収入に結びつくとは限らない仕事です。
しかし、司法書士が役に立てる場面というのは非常に広いです。今の私の業務のように、生前対策もそうですし、亡くなられた後もそうです。本当に人の人生に「まるっと」関わることができる仕事なので、非常にやりがいもあります。
時任さんは常に自責で物事を考えていらっしゃいますし、常に他者を優先している姿勢が印象的です。人が周りに集まってくるのもわかる気がします。今日はお時間をいただいてどうもありがとうございました。
いやいや、そんなことはないです。こちらこそ、今日はどうもありがとうございました。
[編集後記]今回は司法書士事務所TOKITO様の、時任先生へのインタビューをお届けいたしました!特に時任先生の飾らないお人柄と理想を実現していく行動力に感服しました。また、「お客様のために何ができるのか」ということを常に考え、業務に取り組んでいらっしゃる姿勢には深く共感しました。取材中、過去の失敗談を笑い話にされる一幕があり、その親しみやすい人柄に事業成功の秘訣を見た気がします。
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